つむぎ語り~心を紡ぐ、言葉の旅

語り口調のエッセイよ。

一粒万倍日:運を引き寄せるお楽しみデー

今日10月9日「一粒万倍日」

いちりゅうまんばいびって読むのよね。

あたしずっと、ひとつぶまんばいびって読んでたわ。

まず、「一粒万倍日」って「誰が最初に決めたの?」って思っちゃうわよね。

調べたら公式に決めた人なんていないらしいの。

日本の昔からの伝統と信仰から自然に生まれたものなんですって。

昔の人たちは農耕生活してたわけじゃない?

稲を育てて、それがどれだけ増えるかが生活のすべてだったのよ。

その一粒が万倍にもなるっていうのは、まさに夢じゃない?

少しの努力で大きな成果を得るって、誰でも惹かれる話よね。

それが「一粒万倍日」の始まりらしいの。

つまり「今日、種まいたらめっちゃうまくいくかも!」って希望を込めて生まれた日なわけよ。

でもね、これがただの迷信かっていうと、そうでもないのよ。

なんていうの、吉日信仰ってやつ?

「今日はいい日!」って思えると、自然と行動にもポジティブな影響が出てくるのよ。

そういう前向きなエネルギーが、この日には詰まってるわけ。

あと、暦(こよみ)とか陰陽道(おんみょうどう)って言って、中国からの文化も影響してるのよ。

日本に入ってきて、陰陽師なんかが「今日は吉日だ」とか「今日はやめといたほうがいい」ってバンバン言ってたわけ。

そこから徐々に「一粒万倍日」みたいな縁起のいい日も、暦に組み込まれていったってわけよ。

昔から私たち日本人はこういう暦(こよみ)とかに基づいて、農作業とか、いろいろな大事なことを決めてきたわけだから。

豊作とか、繁栄とか、縁起を担ぐのは、生活の知恵なのよ。

結局、私たちも「今日、運がいい」って思えば、それだけで元気が出てくるのよね。

人生、楽しくなるならそれでよし、みたいな感じよ。

だから、こういう日にはちゃっかり乗っかって、自分の運を引き寄せるのもアリよ!

たとえさ、迷信だとしてもいいんじゃないの?

今まで一粒万倍日に宝くじ買ってきたけど全く当たらないわよ。

だけどいいじゃない、夢を買ってるようなもんだと思えばね。

だからもちろん今日も買うわよ(笑)

一攫千金、一粒万倍!日本一周を夢見てワクワクするのよ!