つむぎ語り~心を紡ぐ、言葉の旅

語り口調のエッセイよ。

胃の内視鏡検査に行ってきたわ

先々週、久しぶりに胃の内視鏡検査に行ってきたわ。

いわゆる胃カメラよ。

いや~、胃の調子がイマイチだったから覚悟決めて行ったんだけど、毎回言われるセリフが今回も飛び出してきたの。

「キレイですね~。ポリープはあるけど、心配ないですよ。こういう胃の人は胃がんにはならないですね。」

…これね、何回目かしら。

同じ病院で違う先生に見てもらってるんだけど、みーんな口を揃えてこれを言うのよ!

まるでテンプレでもあるのかしら。

いや、ありがたいわよ?「ならない」って言われるのは嬉しい。

こんなに毎回違う人に言われると、もう信じちゃうわよ。

ほんと、そんな保証あるの?

いや、信じたいけど、若干疑っちゃうわよね。

「ホントに一生大丈夫なんですか?」って聞きたくなるけど、それ言うと「医者の言葉を信じない患者」の烙印押されそうで怖いから黙っておくのよ。

ちなみに今回も鼻からの内視鏡を選んだわ。

口からのやつが苦手な人、多いでしょ?

あたしも口からやったときはもう、「これ拷問ですか?」って思うくらい辛かったわ。

でもね、鼻からだとかなり楽なのよ。

鼻にスルスルっとチューブを入れる感じで、最初の違和感はあるけど、喉に器具が入らないから「オエッ」ってならないの。

あたし、鼻からやってる間は普通にしてたわよ。

先生は、「あ、これ胃の入口ですね~」なんて実況中継してくれて、まるで胃の旅ツアーだわ。

でも一つだけ注意よ。

鼻が詰まってると無理だから、当日は鼻スッキリ状態で挑まないとね。

普段から健康的な生活を心がけて、たまには検査を受けて安心を手に入れるのがいいわね。